株で儲けるための習慣 その4にいきます。

それは自分で決断するということです。

間違っても証券会社の営業や、雑誌に載っている推奨銘柄、アナリストレポートの格付けが上がったから。

という理由で買ってはいけません。

証券会社は、手数料で利益を稼ぐのが仕事です。
つまり頻繁に売買させたがるのです。

アナリストや雑誌の銘柄を推奨している連中は、プロと名乗り、もっともらしいことを語りますが、
その場限りのことをいっているだけ。

例えば、先週こんなことがありました。

(5/8)

トヨタ自動車 決算に対する市場の反応。8日引け後に発表された14年3月期連結業績予想(米国会計基準)では、営業利益1兆8000億円(前期比36.3%増)を見込む。これは、市場コンセンサスの2兆円以上を下回るもので、ネガティブ印象につながる可能性がある。

(5/9 9時42分)

トヨタ自動車 <7203> が3日続伸。寄り付き直後に130円高(2.2%高)の5970円まで買われ、年初来高値を再更新した。
 同社は8日引け後に、今3月期の業績予想を発表。営業利益は1兆8000億円(前期比36.3%増)とコンセンサス予想に届かなかったものの、想定為替レートがドルは90円、ユーロは120円と保守的な設定としていることや、純利益が6期ぶりに1兆円を突破する見通しであることなどが評価されている。

(5/9 15時59分)

トヨタの下げで、決算発表に対する過度の期待感は後退した感があり、明日は週末控えということもあり、方向感に乏しく、サプザイズのある決算や新鮮味のある好材料を発表した銘柄を個別物色する動きに傾斜する可能性もありそうだ。

(5/10)
結果は、NY市場でドルが買われ、1ドル100円台を突破。
トヨタ自動車など輸出関連株が大幅高。

アナリストたちは、その場その場で辻褄を合わせていますが、結果から対応しているだけで、
予測しているわけではないのです。

競馬の予想屋と対して代わりはしません。
彼らのレポートで格付けが「買い」になったからといって、そのまま買ってはいけないのです。

様々な書籍で学び、自分自身で上がる理由を明確にした上で買うべきなのです。