投資を学ぶにあたり、私は100冊近く投資本を読んできました。
一冊あたり5000円以上もする珍しくありません。
その中で一番いい!と断言できる本が、このシステムトレードの基本と原則です。
著者ブレント・ペンフォールドは有名なトレーダーではありませんが、活躍できる選手と監督が
違うように教え方のうまい、下手はトレードの有名さには関係しません。
例えば、伝説的トレーダーのラリーウィリアムズの本は、素晴らしいですが非常に難しく、理解が大変です。
しかし、このシステムトレードの基本と原則という本は、分厚く英語の和訳でありながらも数々の実証結果とともに、なぜこの戦略、資金管理法が最適なのか論理的に説明しているので、わかりやすい。
日本人の本は、××で1億儲かる!とか煽りコピーばかりが氾濫し、ロクでもない本が多いので読みづらいし、日本株を扱っていなくても海外の和訳本を読んだほうが投資の本質を理解するのに役立つと思います。
投資本の和訳といえば、パンローリングの本ですが、この中で一番よかったのがこの本でした。
システムトレードを題材としていますが、そのやり方自体は普遍的なものです。
売買ルールなんかは、システムトレード独特ですが、リスクを抑えてリターンを最大限にとる資金管理は一見の価値アリです。