ダイヤモンド社
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ピーターリンチの新しい本が出ました。
とはいえ、これは「ピーターリンチ 株式投資の法則」という本を新訳で出した本らしいです。
今ではアマゾンですら手に入らないので、よくわかりませんが。
元々1993年にアメリカで出版され、1994年に日本で出版された本であるため、事例はいささか古い(ホームデポとか)ですが、投資手法自体はまったく古びておらず、最近私もピータリンチやウィリアムオニールに代表される成長株投資に傾倒していることもあり、かなり参考になっています。
本書は、「ピーターリンチの株で勝つ」の続編として位置づけられています。
ダイヤモンド社
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この本も相当良い本です。
個人投資家がいかに、機関投資家に勝つかということに基づいて書かれており、機関投資家の弱点などにも触れられています。
具体的には、機関投資家は鈍重(買うために会社の承認がいる)で、規模が大きすぎ(自身の売り買いで株価が動く)、条件が厳しい(時価総額100億以下は買えない)といった弱点があり、個人投資家の方が稼げるというのです。
そして、彼は個人投資家に身近な銘柄を探せといっています。
それをいわれて、はっとしました。
一生懸命、わけのわからないバイオ株に投資するより、今遊んでいるパズドラのガンホーや、よく食べに行っている丸亀製麺のトリドールに投資すべきだったのです。
これが今回の本のサブタイトルである「90秒で説明できない会社には手を出すな」にも繋がっているわけです。
「ピーター・リンチの株で勝つ」は、どういう銘柄を買うべきかということを、具体的な例と考え方と共に紹介してくれていました。
正直、これ以上のものはないと思っていたので、
今回の本「ピーター・リンチの株の法則—90秒で説明できない会社には手を出すな」は一体どんなことが書かれているのだろうと楽しみにしていました。
とりあえず碌に中身も見ず買ったのですが、ちらっとみて、
投資信託の話が結構あります。
正直、投資信託なんかやらない、私にとって失敗だったかなとおもったのですが読み進める内に徐々に熱を帯びてきました。
なぜかというと、ピーター・リンチがマゼランファンドを実際に運用していたときの心得みたいなものが掲載されていたのです。
それがピーターの法則。
こういう企業は駄目だみたいな法則です。
「株で勝つ」のほうは、ニッチな業界で、PERがどうのこうのという、よく言えば汎用的。
リンチの経験から、個人投資家が買うのならこういう株がいいですよ。という感じ。
(まあ、普通にまず始めに読むのなら、株で勝つの方をオススメしますが。)
今回の「ピーター・リンチの株の法則」は、リンチが実際にファンド運用する中で導き出された経験則のようなものが書かれているのです。
リンチがマゼランファンドを運用する記録を追いながら、こういう考えで投資した。ということを書いているのですね。
これはやはり本当に実績を残したファンドマネージャーだからこそ書ける話だと私は思うのです。
だって運用資産を777倍にしたんですよ。
100万が、7億7千7百万になってるんですよ。
本紹介
一作目
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二作目
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