前回、個別株はじぶんより大きなものの影響を受けるとお話ししました。
日経平均全体の影響を受けると。
今回はその次に影響を受けるものについて。
それが業種です。
業種別株価指数の見方
例えば、野村證券と全日空、どちらを買おうか悩んでいるとします。
業種はもちろん、野村が証券業で、全日空が空輸業です。
下記が業種別株価指数を表しています。
引用
業種別株価指数
証券業は、プラス7.71%と絶好調です。
逆に空輸業は、マイナス0.40%。
他の業種は全て上げているのに、空輸だけマイナス。
この場合、野村は買いですが、全日空はやめておいた方が良いと判断出来ます。
勿論、ファンダメンタルズ的に国の政策が円安誘導しており、またマネタリーベースを増やしているため
流れるお金が増え、金融、証券に期待ができる。
円安のため、燃料費高騰が嫌がられて、空輸は下げる。
ということはわかるかもしれませんが、その影響はこういった指数を見るのが一番よくわかるのです。
個別銘柄の業種はどこに属しているのか?
YAHOOファイナンスや証券会社の情報で分かります。
例えば、野村の場合、
こんな感じで、左上にしっかりと「証券業」と記載されていますね。