パウエル議長のハト派発言「12月のFOMCでは利上げペースが緩まりそうだ」で、ドルが大きく売られ、ダウが大きく買われた翌日。
11/30 NYダウ 752ドル高
USDJPY
ドルはリバランスでの買いで、140円うかがったが、結局大幅下落。133円40銭まで下落した。
700PIPS近い。
日経平均
日経のほうはどうもぱっとしない動きだ。ダウが700ドル上げたのに、寄り天で高値も超えられず、448円安で終えている。ダウが買われて、日経が売られる理由‥‥
そして注目の雇用統計。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-02/RM9MWST0G1L001?srnd=cojp-v2
- 11月の非農業部門雇用者数、26万3000人増-予想20万人増
- 平均時給は前月比0.6%増、今年1月以来の大幅増加
雇用者数も平均時給も市場予想を大幅に上回る予想で、平均時給に至っては、0.3%予想が、倍の0.6%に達する。
一時的にはドルは買われて、136円近くまで伸びたのだが、結局反落した。
どうも理解できない。
12月のFOMCでの利上げ幅が0.5に縮小されそうだといっても、日本は金融緩和継続だし、なぜここまでドルが売られるのか。
現状の米国FF金利は4%であり、3.488%ということは、乖離が5%を超えている。
いずれ埋めてきそうであるが、これがいつになってくるのか。
FF金利が下がるか、もしくは10年債利回りが上昇するかのどちらかであるが、上のブルームバーグの記事ではこのように書かれている。
ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のエコノミスト、アナ・ウォン、イライザ・ウィンガー両氏は「平均時給の伸び加速は、労働者不足が依然としてインフレ圧力を強めていることを示す」と分析。「労働市場の調整が緩慢であることを踏まえると、米金融当局は9月のドット・プロット(金利予測分布図)で示したターミナルレートの予測を引き上げざるを得ない公算が大きい」と指摘した。
ターミナルレートの予測を引き上げざるを得ないと。
そうすると…。ということで期待しているのだが…。そろそろ頼みます!