株のニュース記事やコラムなどを読んでいると度々でてくる言葉として、
ブルとかベアという言葉を目にすることがあると思います。
なぜブル、ベアというようになったかというと、世界の金融の中心たるウォール街は、
その名の通り、壁があったのです。近くに家畜を育てる牧場があり、家畜が逃げないように
壁をつくったのがウォール街。
そして、ブルというのは、牡牛のこと。
牛は角を立てて、下から上へすくいあげるように戦います。
株価も下から上にあがることを強気。ブルというようになったのです。
対して、ベアは熊。
熊は、鋭い爪を上から下へ振り下ろします。
株価も上から下に下がって稼ぐ(空売り)ことを弱気。ベアというのです。
実はブルとベア以外にも仲間がいるのを知っていましたか?
その仲間とは、シープとピッグ。
羊と豚ですね。
豚は、強気相場でも弱気相場でも失敗して、ブルとベアに踏み潰される投資家のことをいいます。
いわばギャンブルように熱くなってしまう負け犬投資家です。
そして羊は、臆病者。
相場に参加しようとしないもののことをいいます。