敗者のゲーム―金融危機を超えて<原著第5版>
チャールズ・エリス
日本経済新聞出版社
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株式投資は敗者のゲームであるとしたのが、チャールズエリスです。

運用コンサルタントとして有名な彼は、投資市場はプロが運用している資金が70%を占め、
プロ同士の勝負になっている。

つまり市場平均の上昇率に勝つということは、自分自身に勝つことと同様であると言っています。

敗者のゲームというのは、素人同士のテニスの試合のようなもので、責め勝つよりも先に相手が失敗して負けていくようなゲームのことをいいます。

要は、株式投資でも勝つことよりも負けないことを考えるべきなのです。
リスクを取りすぎず、荒れた市場ではおとなしく傍観し、勝てる時だけ参戦するというのが株式投資で勝つための極意だと私は理解しています。