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相場心理

トレードとセックスと死 − 相場とギャンブルで勝つ法 (ウィザード・ブック・シリーズ)

トレードとセックスと死 − 相場とギャンブルで勝つ法 (ウィザード・ブック・シリーズ)

評価: 3.7

レビュー: 13件のレビューがあります。

勝負の世界においては、情報収集が昔から重要視されていた。それは、孫子の兵法にあるように、「敵を知り、己を知れば百戦危うからず。敵を知らず、己を知れば、一勝一敗す。敵を知らず、己を知らざれば、戦うごとすなわち危うし」ということである。これは一般ビジネスや副題にある「相場とギャンブルで勝つ方法」にも通じる言葉である。 どの勝負においても、経験を重ね、情報を見つけ、理解し、自分たちが優位に立つように利用する能力を身につけた上で戦うこと、相手に対する小さな優位性の積み重ねを通じて自らのスキルを磨いていくことが重要だ。 本書には原題にあるセックス(性)や死(ダイイング)の話はどこにもない。デートサービスビジネス(性風俗産業)、火葬サービス信託会社(死と臨終)、スポーツ賭博とポーカー(ギャンブル)という3つの異色の職業変遷を通じ、試行錯誤の末、著者が獲得してきたノウハウ(人間の心理と性格・特徴別の戦術)について紹介している本である。具体的には、精神医学の分野でなされた性質全体を形づくる特徴について13のタイプ(冒険家、攻撃的、共依存的、変人、感情的、自己中心的、一匹狼、マゾヒスト、内省的、劇場型、うだつの上がらない、警戒的、勤労者)ごとに、ポジティブな面、ネガティブな面、見分け方やつきあい方、買い手としてのタイプ別攻略法を紹介している。本書がねらいとしている投資家はもちろん、人間関係を学ぶ上でも役立つ本である。(増渕正明)

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