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これなら勝てる究極の低位株投資−FAI投資法実践編 (パンローリング相場読本シリーズ)

これなら勝てる究極の低位株投資−FAI投資法実践編 (パンローリング相場読本シリーズ)

評価: 4.4

レビュー: 5件のレビューがあります。

本書は、機関投資家からも高く評価されている、優れた売買法であるFAIを紹介した『究極の低位株投資術 FAI投資法』の姉妹書で、FAI投資法の実践編にあたる本である。著者は、この投資法を中心に投資家へのアドバイスを行っている投資顧問会社「林投資研究所」の経営者で、林輝太郎は著者の実父。 FAIの投資法は、下げきった低位株から2倍に値上がりする銘柄を発掘して投資し、確実にものにするという投資法である。低位株に限定し、ダメなものがよくなる過程を狙うという投資法である。つまりそれは、条件に合った銘柄を多く選定して分散投資するやり方であり、売買する銘柄を固定せずに入れ替えていく売買法である。その特徴は、30項目のルールに基づき、投資のやり方が確立しており、銘柄を選定するルールが明確であり、難しいといわれている利食いの目安が決まっている点にある。具体的には、「4〜5年下げ、3段下げ完了の銘柄を買う」「安値にきての5連続陽線は買いの準備」「日本証券決済が大株主10位以内に出てきたら買い」「人員整理および資産売却は買い」「発行株数の5%以上の出来高を見せたら、4日目に利食い」といった具合である。 本書は、一般投資家向けに投資銘柄(低位株)の選別の基準と売買ルールを明確に示すとともに、FAI投資法のノウハウである利食いやカラ売り、そして実践力を身につけるためのポイントと注意をわかりやすく紹介している。一般投資家はもちろん、プロにとっても参考になる、貴重な1冊である。(増渕正明)

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